転勤が嫌すぎて会社を辞めた男、タカキです!
3年間で3回もの転勤を経験し、
「もうこれ以上の転勤は嫌だ!」と、
転勤が起こり得ない会社へ転職いたしました。
今回の記事では、転勤が嫌なので退職した話をしたいと思います。
念のために先に伝えておくと、転勤が決まった段階で転職活動は終えておりまして、
転勤で札幌から群馬にきた直後に、東京に引越し(自費)をしました。
「3年で3回の転勤は多すぎるでしょ!」と上司に話したら…
面接で「うちの会社、全国転勤ありだけど大丈夫?」と聞かれて、
元気よく「ハイ!いろんな土地に行けるのは楽しみです!」と答えがのがいけなかったのでしょうか…。
入社して最初に配属になったのが九州(福岡)
次いで、北海道(札幌)
最後には群馬に配属になり、とても悲しい気持ちになりました。
転勤の何が辛いって、今まで培ってきた努力が、全て無駄になってしまうところなんですよね。
営業の仕事をやっていて、いい感じで関係構築ができたお客さん。
転勤の度に、「すいません、転勤で…いろいろおせわになりました!」と、
道なかばで、会社都合で取引先をコロッコロ変えないといけませんでした。
で、また転勤先で信頼関係を作るところから始めるわけです。
仕事、いつになったら楽になるんだろうなぁ…なんて思ったりもしていました。
また、ぼくは結婚していなく、子どももいなかったからまだマシかなと感じていましたが、
結婚していて子どもがいらっしゃる方が、毎年転勤があるとシンドイよなと。
だからと言って、その人の代わりに自分が転勤してもいいというわけではありませんが、
子どもが生まれるたび、結婚するたび、家を買うたびに転勤になる仕組みはおかしいでしょう。
確かに、結婚したり、子どもができたり、家を買ったら、
これまで以上に頑張って働く必要があります。
家族を養い、家のローンを支払って、今まで以上に頑張らないと。
だからと言って、「おっしゃw転勤させても辞めないだろうから、転勤させたろw」
と、結婚したばかりの、子どもができたばかりの、家を買ったばかりの人を転勤させるシステムは、
本当にひどい、人道から外れた頭のおかしいものだと思います。
すみません、熱く語りすぎて話が長くなりました。笑
話を戻しますが、「3年で3回も転勤は多すぎる!なんとかしてくれ!」という話を当時の上司にしたのですが、上司は「3年で3回?俺は5回だったぞ!まだまだ大丈夫!!」と全く相手にしてくれませんでした。
会社を辞める直前にやったこと
会社を辞める前に、まずは今の会社から内定をもらいました。
内定をもらう前に会社を辞めてしまうと、
北海道(札幌)もしくは群馬で一人暮らし(無職)になってしまうので、
辞める前に内定を獲得しました。
で、会社を辞めると上司に伝えたら、
「もしかしたら希望の部署に行けるかもしれん…。」
と言ってくれたので、
「もう辞めることも決まってるし、無理をふっかけてみよう!」と、
「事業企画の部署に行けるならいいですよ!」って返事をしたんですが、
結局返事はNO。
じゃあ、聞くなよ(笑)と思いました。
どの会社でも共通だと思うんですが、
営業から企画系の部署に異動するのって、
めちゃくちゃハードルが高いんですよね…。
ぼくが入社した大企業にも、
部署間異動ができる制度はありました。
でも、実際に異動できている人を見ると、
企画から営業に行くケースとか、
人事から営業に行くケースしかなく、
「あ、マジで異動できないんだw」と思ったものです。
確かに、営業の部署って常に人が足りてなかったんですよね。
営業の1/5はうつ病経験者というほど、
ぼくが働いていた会社では、うつ病で休職する人が多かったのです。
で、うつ病から復職せずに辞めてく人も多かったので、
営業への異動はめちゃくちゃ簡単なのにも納得がいきました。
転勤が嫌なら、会社を辞めてもいいと思う
長々と文章を書いてきましたが、ぼくが伝えたいのは、
「転勤が嫌なら、会社を辞めてもいい」ということです。
実際、会社を辞めて困ることも特になかったですし、
愛着のある東京に戻れてこられて本当に良かったなと感じています。
転勤って、すごく恐ろしい制度ですよね。
家族はバラバラになるし、友人関係もグチャグチャになるし、
仕事以外にすることがない状態に、強制的にさせられてしまいます。
特に転勤で酷いなって思ったのは、働くひとのライフイベントに合わせて転勤が発生するところです。
一つは結婚、二つは妊娠・出産、三つはマイホームの購入。
家庭が不仲な場合を除いて、転勤になって嬉しいなんて人はいないんじゃないかと思うんです。
ぼくも、まだ20代の中盤ですが、転勤のない会社で働けることの嬉しさを毎日のように噛み締めています。
もし自分に妻がいて、子どもがいて。
そのタイミングで、例えば北海道、例えば沖縄、例えば香川とかに転勤しろって言われたら、
家族を守るために、転勤を受諾しないといけなくなります。
もし自分に家族がいたら、転勤を受諾することになる…と思うと、
転勤がなくなった今でもゾッとします。
転勤先の地方からでも転職はできますから、一日も早く、転勤という負のループから抜けましょう!
(ぼく自身、北海道から転職活動をやって、東京の会社から内定をもらいました。)
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筆者もマイナビエージェントを利用して転職活動をしました。